GAME Life&Live 2nd

ゲームが趣味。だがそれ以上にゲーム音楽が趣味。

レトロフリークは完璧な互換機なのか?

ファミコンスーパーファミコンメガドライブPCエンジンゲームボーイゲームボーイアドバンスが全部動かせる上にHDMI接続で高画質・高音質、公式HPからバージョンアップのパッチをDLして当てればハードウェアの不具合が改善されたり動作不良のあったソフトも対応していく充実のアフターサービス、ソフトを取り込むことによりカセットの抜き差しが必要なくなる上にセーブデータ消滅に怯える必要もなくなり更に付属の(※安い方のモデルには付属していないので別途公式通販で購入が必要)コントローラーアダプターを使用すれば元のハードのコントローラーを使えるというレトロゲームファン歓喜のハード

レトロフリーク

ここまで書くと素晴らしいレトロゲーム互換機のように思いますよね。価格も2万超えなのでそこら辺のよくわからないメーカーが作った怪しい互換機とはわけが違います。
しかし、言うほど素晴らしいレトロゲーム互換機なのか?答えはそこまで完璧な互換機ではない。

そういうことで今後購入する人向けのレトロフリークについての注意事項。

1.Micro-SDは大容量のものを用意する必要はない
32GBまでのMicro-SDカードに対応していますがゲーム自体の容量がものすごく小さいので8GBもあれば十分です。

2.HDMIケーブルは長めのものを用意しておくといい
付属のHDMIケーブルが1mくらいしかないのでTV(モニター)から離して置く場合は2m以上のHDMIケーブルを用意しておくといいです。

3.付属のコントローラーはあまり期待しない方がいい
コントローラーですが付属のものは十字キーが柔らかいです。各ボタンも押したときの感覚が軽いので純正コントローラーに比べると耐久性はあまり高くないと思います。

4.カセットの抜き差しは慎重に!!
ここが非常に重要!!
レトロフリークでプレイしたい手持ちのソフトを全てインストールするまで絶対油断できません。特にFC・SFC・MDのスロットが硬く(特にSFCは非常に硬い)カセットのクリーニングもスロットの手入れもしていない状態でカセットの抜き差しをすると「メキッメキッ」と今にも壊れそうな音がします。これが原因で力任せにカセットを抜いた結果、スロットのピンが抜けたという悲惨な報告も聞いています。散々警戒しておきながら自分も少しやらかした結果、SFCのスロットのピンが数箇所浮きましたorzソフト自体は取り込めていますが少し不安です。
下手なことをしてカセットアダプターを壊さないためにも無水エタノールと接点復活剤とシリコンスプレーと綿棒は絶対用意しておきましょう。特にシリコンスプレーをカセットの端子に塗ると前述した抜き差しをする時に鳴る異音がほぼしなくなります。ただし、一度塗ったら効果が永続するわけではないので常に塗り直した方がより効果的です。

5.当然ながら非対応ゲームもあり
残念ながらパッチを当てても動かないものもあります。特にGB系の特殊カートリッジや時計機能のあるソフトは動きません。それとSFCの拡張ロムを差すスロットががあるものはソフト自体は取り込めますが拡張ロムのデータは取り込めないので要注意。それ以外のものはアップデート次第・・・

6.取り込みが終わったらあとはレトロフリーク本体だけでOK
カセットアダプターは取り込むために必要なものなので全てのカセットの取り込みが終わったらレトロフリーク本体をカセットアダプターから外してしまって構いません。非常にコンパクトになって置き場所に困らなくなります。


と注意事項はここまで。生半可な気持ちで買うとソフトを取り込む際に酷い目に遭います。物を大事にする人なら買っても大丈夫だと思います。
カラーバリエーションは通常販売の白とAmazon限定のファミコンカラー、ヤマダ電機限定の黒の3種類あるのでお好みで。
システムウェアのアップデートはいつまで更新してくれるのか?アップデートの更新はせめて1年は続けてほしいですね。